遠征
 話を展開する前に資源に関してはいくつかの法則があります。これに関しては「原因」の章でも書いたのですが、それについておさらいという意味で。

 1,燃料・弾薬・鉄鋼 は1分に1個の割合で3分毎に、ボーキサイトは3分に一個の割合で自然に増える。つまり燃料・弾薬・鉄鋼は1440個、ボーキサイトは480個が1日で支給される。
 2,ただしその数は各レベルの応じた自然上昇の限界値まで
 3,その数の経験値の上限はレベル×250+750。たとえば提督のレベルが50だとしたら250×50+750で13250が上限
 4,この上限を超える形での資源獲得はOKだが、自然には数が増えない。つまり上の例でボーキサイトが10000程度の所有数だったら問題なく数は増えるのだが、たとえば燃料が13250を超える量を持っていたら燃料だけ増えないということ。
 5,上限の限界は資材が各30万まで、バケツ・バーナー・建造素材は3000まで

 これをまず頭のなかに入れておきます。次に上限を超える要件というのがいくつかあります。1つはクエスト達成報酬で上を超えてしまうこと。さらに遠征の成功の結果で上限を超えてしまうことです。更に米帝プレーを炸裂させてしまうというのも上限超えになります。

 しかし遠征の成功条件というのがありまして、

 1,指定された以上艦むすの数が遠征隊の中にいること
 2,指定された種類の艦むすが所属していること
 3,旗艦のレベルが指定されたレベルを上回っていること
 4、北方鼠作戦・東京急行・東京急行2・艦隊演習・航空戦艦運用演習・海外艦との接触のクエストはこの上でさらに部隊のすべての艦むすのレベル合計の最低値が決まっているので、それ以上のレベルの編成を出すこと。

 が条件になります。1番目は例えば最初の任務である「練習航海」において、たった一隻で行くと失敗してしまいます。最低でも2隻は必要な遠征ですので、組むときに注意して下さい。同じように2番めのもそうです。これは自分も陥りやすく失敗するケース筆頭株なのですが、タンカー護衛任務は「軽巡1隻、駆逐艦2隻」という条件があります。これを頭の中に入れているつもりでやっていたのですが、たまに失敗例として「あきつ丸」を軽巡と勘違いしてそのまま出してしまうということがあります。なので送る前に編成を確かめたほうがいいと思います。むしろこういう事故敵要素を避けるために、基本的な編成チームとして軽巡一隻・駆逐艦3隻・その他1隻と言うのを頭に入れておいたほうがいいかもしれません。もちろん遠征内容によっては求められるものは違ってきます。三番目の条件は失敗例として考えると一番多いと思います。折角メンバーを揃えて戻ってきても、失敗するということは旗艦のレベルが足りていないということです。これに関しては旗艦のレベルは駆逐艦であっても一番レベルの高い艦むすにすれば問題は解決できると思います。(駆逐艦でもOKです。むしろ3−2で鍛えまくった駆逐艦をリーダーにしたほうが成功失敗を考えなくてすむかも)念の為にレベリングをして二桁にまで上げていれば南西諸島までのクエストは絶対的に成功します。それ以降は相当のレベルが必要になるということは頭の中に入れておいて下さい。

 大型建造をしてまで安定させるということに関していえば基本的に上限を超えるもしくはそれ以上の量というのが必要になってきますので、確実に勝つ大量に資材を集めるとなるとやはり遠征でどれだけ稼げるのかということになってきます。そのためにはどの遠征に艦隊を派遣するのかというのが重要になってきます。ただ気をつけて欲しいのは時間が多いからといってそれが集めるものに対して最適解ではないということを理解してほしいということです。例えば出撃なし、弾薬使用遠征なしという条件で一日中長距離練習航海を休みなしで、しかも補給時間・再選択時間を0として考えると、30分時間を置くだけで、一日4800も弾薬が集まってきます。もちこれにキラ付をしたメンバーを持って行くと、その数は1,5倍の7200。しかもバケツが最大48個手に入るというものすごいことが出来てしまいます。一日掛けて4800も集まるなんていうのは他の遠征ではありえないほどの量です。なので、時間との兼ね合いを考えていく必要があります。それに一日中パソコンの前に貼りつているわけにもいませんから、稼げる時に稼いでおく。放置している時にはそれなりの対策というやつが必要になってきます。

 具体的にどういう遠征を回していくのかというと

 1,パソコンに張り付いている余裕があるのあら、時間が短いもの。
 2,長時間離れる場合で即再開できるなら、時間を逆算した上での最適解を見つけること
 3、帰宅時間が不明な場合は大抵の時間を把握した上での長時間遠征
 4,毎週のメンテナンスの時にはそれなりの時間を合わせたもの

 という感じにおおまかに分ける事ができると思います。

 1の場合は弾丸とボーキサイトを比較的集まりやすくなると思います。先に上げた長距離練習航海もそうですが、対潜哨戒任務(50分)も時間からいえば割は合わないと思いますが弾丸60をゲットできます。さらに手に入りづらいボーキサイトを40分で80も手に入れることができる防空射撃演習あたりもかなりお勧めです。(弾薬ほどではないが、同じ容量で回せば理論値として2880入手できる)燃料不足が気になるケースになりますが、海上護衛任務をしっかりやっておけば問題はないと思います。これも理論値上だけでいえば3200入手可能ですし。

 2のケースは仕事などで長時間出かけるというケースや、睡眠などのケースがこれにあたります。とはいえ上の例を出してしまうと長時間遠征においても若干なあなあと感じてしまうかもしれません。ここはじっと身構える形で燃料を集める方向で行きましょう。鉄板は北号作戦・鼠輸送作戦・タンカー護衛任務。航空戦艦が2隻用意出来なければ北号作戦をボーキサイト輸送作戦、もしくは包囲陸戦撤収作戦に置き換えてもいいと思います。(北号作戦の成功条件は旗艦であるリーダーが20レベルであることと、メンバーの中に航空戦艦と駆逐艦が2席ずついること。扶桑型戦艦を変えていれば実はこれだけで条件の1つともう一つの半分は満たせるので、後はもう一隻航空戦艦を用意すればいいだけ)

 3,お出かけなどで帰宅時間などがわかならい場合は普通の長時間の作戦の起用を考えます。12時間の囮機動部隊支援作戦と15時間の艦隊決戦援護作戦の2つです。囮機動部隊作戦はボーキサイトの数が400と多く、鉄鋼の数も多いという特徴があります。一方艦隊決戦援護作戦の方は、全体的にまんべんなく手に入るのですが、燃料・弾薬がそれぞれ500入るというのはかなり大きい上に、鉄鋼・ボーキサイトの数も200入るなど全体的に有効な手段だと思いますです。ただし長時間遠征の場合は一回出してしまうと時間が経つまでは戻ってくることはないのでその辺りは要注意です。さらに囮機動部隊支援作戦は空母2隻が必須の作戦ですが、必要レベルはそれほど高くないので、リーダー代わりの軽巡をそのまま起用して、レベル1の軽空母あたりを用意するといいと思います。キラづけを狙うとしたらちょっと心もとないですが、その場合でも軽空母を用意しておけば十分です。

 4は余程のことがない限りは、通常は水曜日の11時から17時までの時間のことを差します。単純に6時間悪と考えれば、北号作戦、タンカー護衛任務、鼠輸送任務という鉄板任務がベストだと思います。もちろん鼠輸送任務を他の任務に変えても構いません。

 では各資材を集めるに至ってどの遠征に出すのか一番なのかというを書いてみたいと思います。(注:これを書いている段階ではすべての遠征に行っていません)まずは燃料から。

 5 海上護衛護衛 (遠征時間 1時間半 燃料200)
 ある意味鉄板といえる遠征です。短い時間でそれなりの量が入る遠征とすればこれが一番になります。一日休みなしで転がすと理論値で3200集まるという計算になりますが、とにかくこの場合として考えるのは他の遠征隊やこの遠征隊に対する燃料のヘリの損失補てんを考えればいいと思います。燃料200だとすぐになくなってしまいます。むしろ弾丸補給のためと割りきったほうがいいかもしれません。

 9 タンカー護衛任務 (遠征時間4時間 燃料 350)
 常時キラづけをさせたメンバーを派遣させたい遠征です。キラづけをすれば持ってくる燃料は525にまで上がりますし、バケツの獲得確率も大きく上がります。時間が一定時間空いていれば簡単に出せる任務でもあるので、積極的に送りたい遠征の一つです。さらに言ってしまえばコストパフォーマンスも優秀です。補給する量が少ないので、実はキラ付部隊を送ればパフォーマンスに関しては北号作戦と同じぐらいになります。

 13 鼠輸送任務 (遠征時間 4時間 燃料 240)
 どちらかと言えば弾薬を得るための遠征ですが、燃料もそれなりに上がります。キラ付での遠征が奨励になりますが、360入るのはかなり大きいです。寝る前に送る遠征の選択肢の一つとして考えるのがいいと思います。

 19 北号作戦 (遠征時間 6時間 燃料 400)
 12時間未満での遠征で一番燃料が稼げるのはここです。航空戦艦を用意するのは大変かもしれませんが、扶桑姉妹のどちらかが航空戦艦になっている場合は、その条件はクリアーしていますので、キラ付をして積極的に送りましょう。

 21,北方鼠作戦 (遠征時間2時間20分 燃料 320)
 2014年2月から加わった新遠征です。条件は厳しくドラム缶必須ですが、とにかく鼠輸送作戦よりも時間的パフォーマンスが優れていて、しかもキラ付無しで大成功の確率の可能性もあるということも大きい遠征です。消費燃料・消費弾薬はともに大きいですが、一日あたりのパフォーマンスを考えると苦にはならないはずです。

 (2015年5月追加)
 24 北方航路海上護衛 (遠征時間8時間20分 燃料 500)
 2015年5月に追加された新遠征です。条件は軽巡を旗艦にしてその軽巡のレベルが50以上であること。さらに全体の合計レベルが高いことが条件になります。この遠征がいいとされるのは自由枠一つをあきつ丸で大発動艇×3を入れて、大成功で800以上の燃料が入ることです。多少時間がかかるという欠点がありますが、大成功にキラ付けがいらないというのも大きいです。

 36、水上機基地建設 (遠征時間9時間 燃料 480)
 2月のアップデートで効果が増強されてから、一気に重要性が増してきました。燃料が480までに上がったことで、キラ付をした後のパフォーマンスでは総数的に激的に変化したわけで、ここまで来ると燃料不足というのが解消されてくると思います。時間に余裕があれば夜のうちに仕込んで、朝5時を超えて起動させた時に遠征3回のクエストをセッティングして、来た瞬間に一回分を済ますという技も有効的に動きます。またボーキサイトも比較的稼げるという利点も外せません。

 38 東京急行(弐) (遠征時間 2時間55分 燃料 280)
 新しく加わった遠征の一つです。時間も短くすぐに燃料を貯めることが出来そうなのですが、大成功前提でいかないとまずきついと思います。まず燃料消費がかなり激しいこと。さらに条件が厳しいこと。ドラム缶8個、旗艦レベル65、全員のレベル合計240という条件が成功の鍵です。バケツは地道にためていけるのでいいのですが、主力の駆逐艦をこっちに回ることも健闘した方がいいでしょう。大成功が連発するなら、かなりいいといえる遠征ではあります。

 次は弾薬です。

 2,長距離練習航海 (遠征時間 30分 弾薬100)
 鉄板中の鉄板の遠征です。とにかくコストパフォーマンスが素晴らしく、一日休みなしの理論値で4800も稼げるというおろそしい結果が出ています。さらにこれにバケツ稼ぎもできるという点も大きいです。なので、将来の主力候補などを一緒に遠征で送って経験値を稼がせるというやり方も出来ます。時間の関係をする時キラ付の必要はありません。している余裕が有るならさっさと送れという遠征先です。

 5 対潜哨戒任務 (遠征時間 50分 弾薬 60)
 上に比べるとかなりパフォーマンス自体は悪くなりますが、ここもバケツを稼げることができるので枠が余っているとか資源に余裕はあるけれど稼ぎたいと思うならここに送るのもいいでしょう。

 12 資源輸送任務 (遠征時間 8時間 弾薬250)
 少ない条件で稼ぐとしたらここになります。他の資材も若干稼げますので、寝る前に送るとすればここでもいいでしょう。ただし次に紹介する鼠輸送作戦にはパフォーマンス的には完全に負けてしまっています。

 13 鼠輸送任務 (遠征時間 4時間 弾薬300)
 弾薬を一気に稼ぐパフォーマンスとすれば長距離練習航海を除くと段違いに抜けています。おまけにバケツを複数稼ぐことができるので、かなり友好的な遠征先だという評価ができます。それ故にケアレスミス要注意。

 15 艦隊決戦支援任務 (遠征時間 15時間 弾薬500)
 やむを得ず長時間パソコンが触れない場合はここでも構いません。全体をまんべんなく稼ぐことが出来、15時間待たされるとはいえそれに見合うほどのリターンが帰ってきます。条件もそれほどきつくはないので、キラ付けさせた部隊をここに送って750ゲット(燃料もその場合は750稼げる)を狙ってみるのもいいと思います。ただし時間が長すぎるのが難点です。

 21 北方鼠輸送作戦 (遠征時間2時間20分 弾薬 270)
 燃料同様、少ない時間で鼠輸送作戦並みの効果をあげられるという点では優れています。但し弾薬をゲットできる総数−消費総数を比べると鼠輸送作戦と比べるとだいぶ落ちます。しかしキラ付なしでも大成功がねらえだとその数が400に届きますし、鼠輸送作戦の半分の時間でこれだけの量を稼げるのですから今の段階ではおすすめの遠征の1つだと思います。ただし、バケツは最低3個必要です。(ただし3個までは簡単に取れるし、その後はウィークリークエストで一個ずつ入る)

 次は鉄鋼です。鉄鋼の場合は大量に獲得できるものが少ないので、消費を抑えることを中心にしていけばいいと思います。なので無理に超長時間の遠征も可能だと思います。

 3、警備任務 (遠征時間 20分 鉄鋼 40)
 とにかく数を多く回すとすれば、ここが最適です。一日中張り付いている状況であれば1440を稼ぐことができる。ただしここを利用するときには、よほど資源がないとかではないとかなり厳しいと思います。大型建造をやって資源が足りなくなったケースの場合に活用しましょう。

 14 包囲陸戦隊撤収作戦 (遠征時間 6時間 鉄鋼 200)
 同じ量だったら資源輸送作戦のほうが条件が楽ですだが、見返りを考えるならこっちのほうがはるかにいいです。他の部分では稼ぎは減ってしまいますが、それでももらえる経験値とバケツゲットという点だけを見てもこっちがいいと思います。

 18、航空機輸送作戦 (遠征時間 5時間 鉄鋼 300)
 14よりもコストパフォーマンス的にはいい遠征任務。この時間で300を稼げてさらにボーキとバケツの可能性まであるという優れた鉄鋼稼ぎの遠征です。条件が空母3隻・駆逐艦2席・旗艦レベル15と厳しいですが、軽空母をうまく使えば無問題です。水上機から変化させた「千歳」「千代田」がいれば達成できます。キラづけをさせたいのなら駆逐艦のレベル上げをしっかりと(2隻必要)。

 25、西方海域封鎖作戦 (遠征時間 25時間 鉄鋼 900)
 超長時間の遠征になりますので、状況次第で送るということになります。とにかく一気に稼げる鉄鋼の数が多いのが特徴的ですが、コストパフォーマンス重視で行くと潜水艦3隻(旗艦レベル30が必要だが)で済むのがかなり大きいです。ボーキサイトも350稼げるという点も大きいのですが一日ほおって置くので、ほんとうの意味でパソコンに触れない状態だということを覚悟する必要があると思います。

 35 東京急行 (遠征時間 2時間45分 鉄鋼270)
 少ない時間で稼げるという点でいえば東京急行をおいて他にはありません。成功条件は厳しい物の、もともと鉄鋼が稼げるのが少ないのし、キラ付なしでも大成功の確率はあるのでどんどん出して行ってもいいでしょう。欠点は短時間故に消費する弾薬と燃料の量が多いということぐらいです。

 最後はボーキサイトです。ボーキサイトは出る量が少ないので、量が揃わないうちはクエストをぶん回しながらという形になると思います。

 6 防空射撃訓練 (遠征時間 40分 ボーキサイト 80)
 稼ぎの機会が少ないボーキサイトが効率よく稼ぐとすればここが一番です。2時間の間に稼げれば自然増加4時間分の量が稼げるわけで、これを利用しない手はないと思います。燃料が少ない時などは4隻で回せるというのもおおきい点。不満点があるとすれば建材などが稼げないこと。

 11,ボーキサイト輸送任務 (遠征時間 5時間 ボーキサイト 250)
 稼ぐ機会が少ないボーキサイトで比較的量が稼げる遠征。これよりも結果でボーキサイトが稼げるのがあるのだが、一日4回は回せるという点を考えればこっちのほうが効率がいいです。バケツも稼げるし条件が緩いのも特徴。もちろん確実に上げておきたいのキラづけを推奨します。ただしボーキサイト以外は全く稼げませんので、タンカー護衛任務キラ付が必須になります。

 取り敢えずはこんなところです。量が多くなってしまいましたので、キラ付けについての説明は次に回したいと思います。

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